映画『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』上映会&アフタートーク開催決定!

映画「下北沢で生きる」上映会を開催します!

 2023年3月25日に、ひらくスペースで『「下北沢で生きる」それから』の上映会&アフタートークイベントを開催します。

下北沢は世界的に評価が高く、Times Out誌は2019年に世界で2番目にクールな街と言いました。
音楽、演劇のみならず多岐に亘って文化のシモキタとして認知され、街づくりにおいて市民と商店街、行政が協働しています。
下北沢で交差する小田急電鉄や京王電鉄も、現在その施設の整備方針を下北沢の街のカラーに合わせたものとして進めてきました。

さて今の文化的で平和な下北沢は突然、理由なく生まれたわけではありません。
1960年代から90年代にかけて当時のシテイカルチャーの中心だった渋谷と新宿のどちらにも向かえる好立地であったこと。何より重要なのが高級住宅街に囲まれているにも関わらず比較的安価で縛りがゆるい街の特性が、文化に思いを寄せる若者たちを集め、みなが語り合い魅かれ合いシモキタというアイデンティティーを醸造する長い時間が生まれたのでした。

そんな歴史とはうらはらに、90年代から00年代のプチバブル時代を迎え、行政はシモキタの文化とは異なる大型道路を開発の起爆剤とした、通り一辺倒なスタイルの開発を押し通そうとしました。

それに対し市民サイドは反対運動を通して、見直しの提案や行政訴訟も起こしました。
それを伝える映画が「下北沢で生きる 2003~2017」改訂版です。

そんな闘争から和解までの歴史がここには記されています。
しかし実際はこの時点での歴史をもって下北沢の新しいまちづくりは完結したわけではありません。
2017~2022に起きた和解後にあらためて動きだした、市民と行政の協働のまちづくりがそこにはあったのです。
一体この5年間に何が起こったのでしょう?
そこには未来の日本のまちづくりのあり方を示す多くのプロセスやエッセンスが詰まっています。

shimokita-voice

<トークショー>

アフタートークゲストは、世田谷在住の100人の本屋さん店主の吉澤卓さん、Save the 下北沢代表の下平憲治さん、ミュージシャンの六弦詩人義家さんをお招きして、下北沢の都市開発と関わりについて話をうかがいます。

<詳細>

日時:2023年3月25日(土)18:00~21:30
場所:ひらくスペース(国立市富士見台1-17-25 VIPビル3階)
参加費:一般 1,800 円、学生 500 円
チケット購入:peatix より

※ご参加の場合は、peatix よりチケットをご購入ください。https://hirakuspace-shimokita-de-ikiru.peatix.com/view

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